冷酷男子に恋をする





真城くんは、気持ち良さそうに寝ていた。

開けたカーテンをしめ、真城くんと2人きりの空間ができる。

整った顔が寝ているのを見て、思わず髪に触れてしまった。


「ん…。」


私が触れると、真城くんは寝返りをうった。


「…赤城?」


目をうっすらと開けて、私にたずねる真城くん。


「うん。大丈夫?」


「…あぁ。」