「っ....ぁっ....」

パタパタと未だに抵抗を続けるカイだが

それは俺の少し長めの赤毛をかするだけで、痛くも苦しくもない。

次第に息が切れてきて、カイは抵抗を辞めた....

「ルイカの....ばか....」

息を切らしながらも、俺を睨みつける。


なんだか、可愛く見えてしまうのはきっと....

俺の体調が悪いのだと、そう思った。