やっぱりあなたの事が好き

「俺、ずっと、大村の事が好きやってん。だから……、クラスのヤツから“大村が俺の事を好き”って聞いた時、すごい嬉しかってん。でも、クラスのヤツらから、からかわれるんが嫌で、そん時は正直に自分の気持ち、言えへんかってん」


でも、中学の時、俺は大村に避けられていた。

だから、こんな事言われても迷惑やろうな……


「ごめんな?大村は俺の事、嫌いやのに、こんな事言うて……」


例え、大村が俺の事嫌いでも、これが俺の“本心”

今まで言えなかった気持ちを、大村に伝えられて俺はすっきりしていた。

大村は俺の事嫌いだから、こんなの自己満足でしかないけど。


「なんで……、私が間宮の事嫌いって思うん?」

「だって、大村、俺の事避けてたし……」

「あっ……、あれは……」


俺の言葉に、大村は俺から目を逸らし


「間宮だけは、私に“ブス”って言ってこぉへんかったのに、陰では言ってて……。それがショックで、間宮の事、避けてた。あの時は、“間宮の事、嫌い”って思い込もうとしてたけど……、そう思うようにしてたけど……。でも、違うもん」


えっ?って事は……?


「俺の事、嫌いじゃないん?」

「うん」


大村は頷いてくれた。