散る頃に咲く花~藤堂平助~


油小路に着くと、そこはもう戦場と化していた。

地面には伊東さんの遺体が。

「伊東さん、本当に……。」

かすれた声しか出ない。

「平助!」

その時誰かが俺の肩をつかんだ。

俺はとっさに刀を抜く。