私はいつもどおりに登校していた。そんなとき、後ろから…。

「片山?」

「え?」

あ、登立くん!やっぱりかっこいいなー。学ラン一番似合ってる!

「やっぱそうか!いつもと髪型違うからびっくりしたよ。」

やっぱ変だったかな。あーもう、最悪。いつもどおりにしてくればよかった。

「可愛いな。似合ってる。じゃあまた後でな!」

そう言って自転車で門をくぐっていった登立くん。

え、うそ…。いま可愛いって。ほんとに?本当だったら凄い嬉しい…。