悠貴。

まさかこの花火が、最後になるなんて思わなかったよ。

また、見れると思ってた。

多分そんな甘い考えが、私と悠貴をおかしくさせたんだと思う。

ごめんね、悠貴。

本当に、ごめんね…悠貴。

私の自分勝手な想いが、悠貴を傷付けるなんて、思ってなかった。

ごめん。

謝っても謝っても、謝りきれない。

私は…愚かな人間だ…