勉強の時は少し頼りなくて、眼鏡をかける悠貴。

そんな悠貴を見てると、なんか安心する。

今ちゃんと幸せだな、って思える。

「ん?…何、見てんだよ…」

「…別に。ちょっとカッコいいかなって。」

すると悠貴は顔を真っ赤にする。

耳まで真っ赤…

大丈夫なのこの人。

「ねえねえ悠貴~トランプしよぉよ」

「…お前な。勉強すんじゃねえの?」

「もう飽きたし。やろやろ♪」

すると悠貴は少し笑いながら、眼鏡を外して、トランプを切り始めた。

悠貴は何だかんだ言いながら、ちゃんとやってくれるもん。

そういうとこも好き。