七色花火


『今行きます』

私はパパッと着替えて公園へと走った。

夜道は暗くて、少し怖い。

すると、ぼんやりと明るく街灯で照らされた公園が見える。

そこの入口に、先輩はいた。

「要先輩っどうしたんですか?こんな時間に。」

「なんかお前と祭り行くって思ってたら、急に寝れなくなった。」

…なんか、恥ずかしい。

実際、私もドキドキワクワクでそうだったんだけど…

面と向かって言われると、なかなか…