「…ルルアよ。俺が、お前を諦められる訳が無いだろう…?俺は…お前だけしか愛せないのだ…これは嘘も偽りも無い…一目見た時から、お前だけを…お前を…見ているのだ…」

「…ミレル様…」

「…なあルルア。俺は、お前を愛してはならぬのか…?俺はお前を愛していたい…たとえ、お前が二度と俺に振り向かなくとも…俺は…」

悲しい音楽と共に、部長の長い台詞が私の心に突き刺さる。