約4か月閉じたままの目は、大輔の寝顔そのものだった。

とても幼くて、赤ちゃん見たいな顔して寝る大輔が、とても可愛くて。

ずっと、見つめてた。

ふと、屋上に着く。

綺麗な快晴の空が、私達を見守ってるようで。

「…大輔。今日は綺麗な青空だよ。とっても綺麗で…大輔にも見せてあげたくて、ここに来たんだよ。」

何を言っても動かず、息をせず、眠ったままの大輔。

「…だぃす…け……」

椿先輩の声が震えてる。

黙って見てると、耐えられなくなってきたんだろうなきっと。

「…先輩方、今日は…どうされて?」

「…お前に伝言だ。…ほら、香。」

悠貴が優しく椿先輩の肩を叩く。

「……大輔が、自分が入院して、最悪の…状態になっちゃった時に、渡してくれって…」

椿先輩から、手紙を受けとる。

そこには、大輔の大人っぽい字で

『田村美羽 様』

と書いてあった。間違い無く、大輔の字で。