七色花火



本音を言えば、人の目なんてどうでも良かった。

どうでも良かったって言ったら変だけど、本当に、何も考えられなくなった。

私の中で、大輔の存在が大きいことに改めて気付いた。

私はここ毎日、大輔のことしか考えてない。

一時期は、大輔のために高校を止めようとまで考えた。

でも止めた。多分、大輔はそんなこと望まない。

そう思ったから。

私が、今生きていられる時間の中で一番尽くしたいと思える相手は、大輔しかいないことに、今更気付く私。

もっと、自分の心に言っておけば良かった。

こうやって、どんどん後で後悔するんだ。

そう。私はいつだってそうなんだ。

悠貴のこともそう。

ちゃんと悠貴と向き合ったことなんて、一度も無かった。

ただ、付き合ってただけ、みたいな感じだった。

そして、相手を傷付けて、私も傷付く。

私は何をしていたんだろうと、それでやっと気付く私は、ただの馬鹿なのかな。