なにより大切な人








放課後





「じゃ、がんばってきます!!!」





私は複雑な思いのまま瞳のことを見た










1人でとぼとぼ国道を歩いていると蒼也さんがいた





「蒼也さん!!!」




後ろから驚かした



「びっくりしたーーー!梨衣菜か!」





「あと少しで髪の毛染めれる!凄く楽しみです!!」





「梨衣菜の髪の毛ツヤツヤだから染めたくないな……」





そういって私の髪を触った




「なんで…?」




「傷んじゃうもん」




蒼也さんは頬を膨らませた





「大丈夫です!夏休み楽しみですね!」





「夏休み入ったら連絡しろよ?」




「うん!!」




蒼也さんは急ぎだったらしくすぐおわかれをした