次の日の昼休み…
「梨衣菜!弁当食べよ!」
「瞳…ごめん俊哉のとこ行ってくる」
笑って行ってらっしゃいと言ってくれた
優しい友達もったな…
「いってきます!」
三年生の教室までいく
これで振られたらもうふっきれる
振られたらふっきれる
振られたら……
よし。
三年生の教室の前まで来た
「影山…影山俊哉先輩いますか?」
「彼女?」
なんて言ったらいいのかわからずに私はうつむいた
「俊哉なら隣の教室かな?」
隣の教室…?使われていない部屋…
「ありがとうございます…」
私は隣の教室に行ってみることにした