私は草野優月

で、私の隣にいる彼が早川陸
私の幼馴染みで家もとなり同士
春から同じ高校に通い今は三年生

「私も愛してる」

今日もまた陸の家でまったりとDVD鑑賞

「なぁ」
「ん?」
「こっち」

自分の足の間をトントンとたたいて呼ぶ

「え?行かなきゃ?」
「こないとキスするよ?」
「それ脅しじゃん」

そういいながらも行ってしまう私がいる…
でもなんだかんだいってここが一番落ち着く場所。
そうすると陸はいつも私をうしろからぎゅってしてくれる
背中から伝わる熱が幸せを感じさせる

「ん…ちょっ…」
「テレビみてろよずっと観たかったやつなんだろ?」
「そうだけど…じゃあキスしないでよ」
「それはむりだ」

結局観たかったDVDもろくに観れず…

「なぁ俺まじ幸せ」
「何急に(笑)」
「いや、まじ!優月大好きだし離す気ねーから」
「離してもらうつもりもないよー」

「バーカ離すかよ」

私も幸せ
これから先も陸のそばにいてずっと一緒って決めてたよ。