嘘だけの2年間




『ゆいーあやか緊張して声かけれないんだけど〜〜』
『はー?ばっかじゃないのー?!なに、そんなに見た目オタッキーだったの?』
『いや、全く!むしろ爽やか!』
『じゃあ、声かけなよちゃんと!プリクラ撮ってきてね!じゃあね!』



………….!!!すぐ切られたし!!!



ゆうくんには、ごめん遅れると伝えて、とりあえずゆうくんの周りをチョロチョロ歩いてみる。

肝心のゆうくんは全く気づかない。





そんな事してたら約束の時間より、もう一時間経っていた。
もうここは、意を決してゆうくんのところへ。






『ゆうくん………???』