え?藤川さん?

「藤川さん!いいのか?」

「はい!」

そう言って彼女はにこりと笑った。

「え、じゃあ、俺副委員長やる!」

そう言って立候補したのは
山本くん。

「山本くん、藤川さんありがとな。
前に出てきてくれ。」

2人は前に出てきて挨拶をし、
クラスから賛成の拍手を浴びた。


そして山本くんは席に戻り
続いて藤川さんも、、。

彼女は去り際に僕の横で
「昨日のお礼です。」と
呟き席に戻った。