「明日さ、朝迎えに行くね。」


「え…」


「……嫌…か。」


ヒロの悲しそうな顔。
まじまじと見てしまったら、きっとあたしは「一緒に行こう」なんて言ってしましそうだから、わざと下を向いた。


「嫌…じゃないんだけど…夏休みだし、ゆっくり行きたいかなって。」


「なんだあ…そうゆう事か…」


「うん…」


どうして…あたしを信じるの?

嘘だよ。ヒロ。
ヒロの隣に居るあたしは嘘つきなの。


信じないで。―――


あたしなんか信じないで。


「じゃあ…」


「うん。バイバイ。明日ね。」


…明日も…
あたし達は変わらない。


「恋人」で居るんだ―――