「うん。でも眠かったのは本当だけど。」


「あのね、アンタが起きないからいけなかったんだからね!!」


「はいはい。」


レンは笑っていた。


「何笑ってんのよ!!」


「だってかわいいんだもん。」


「何それ!!あたしはアンタより年上なんだけど!!」


ヤバ・・・あたしムキになっちゃってるよ・・・・・・。


「見えないって。」




手首・・・握られる。

この後されることなんてわかってる。それでも・・・・・・―――


それでもあたしは抵抗しない。


「ん・・・・・・」


いつものキス。
解ってる。もう慣れてるはずなのに・・・


いつもドキドキするの。




ねえ・・・

レン・・・・・・


なんでかな・・・・・・―――?