――― 「ん…」 気がつくとあたしはレンのベットの中に居た。 隣でスースー眠っているレン。 …あたし、気づけば寝てたんだ。 脚、痛いのにあたしのことベットに運んでくれたの?――― 「ごめんね。」 レンにそっとつぶやく。 何も言わないで寝ているレン。 外はもう夕日がもう少しで沈みそう。 頭が…ガンガンする… 泣きすぎたのかな…――― 恋をするって辛いんだね。 「…初恋…かな…。」 誰かを好きになるのって、辛いんだね。