「はぁー…。」

クリスマス当日の朝。

私は1人部屋で、長いため息をついていた。


「みんな、何してんのかなー…。」


涼子はデートだろうし

鈴は補習かもしれない。


みんなそれぞれに予定があって

なんだか自分だけ置いて行かれた気分だ。