「後2日、いっぱい楽しも。そんで、帰ったら、お互いちゃんと解決しよ。…私も、ちゃんと、けじめつけるから。」

涼子は私の目を見て言った。


"けじめ"か…。

もう戻れない

連絡すらとれない私は、どうしたらいいんだろ…。


私は

「うん…。」

と、力なく頷くことしかできなかった。