たとえば君と。

「向こうもね、忙しい人でさ、なかなか会える時ってないんだけど。なんだかんだで、会ってたんだよね、ちゃんと。」

「…うん。」

「でも、最近全然会ってくれなくて、会っても全然楽しくなくてさ。だから、ちょっとすれ違ってたの。」

「…そーだったんだ…。」

「…うん。私が、ちゃんと落ち着いて、大人な考えできるくらい、クールダウンしたら、すぐに仲直りしようと思ってたの。…なのにさっ…。」


そこまで話したところで

涼子の目から、涙がこぼれた。