「きゃーーっ、つめたいーっ。」

「きもちーねー!!」


みんなでこうして

わいわいしているときは

心の傷だって、少し見えなくなるような気がした。


もしかしたら

涼子も、同じなのかもって、

涼子の大人びた横顔見たら、思った。