たとえば君と。

「…その人と、なんでお別れしたか、私にはわかんないけど、でも。すごくすごく、辛い思いしてるのは、わかったから。」

「涼子っ…。」

「…ね、よかったらさ、また、話そ。今日の夜にでも。話聞くからさ。ね?」

「ありがと…。」


私の肩を

ぽんぽん、としてくれた涼子は

もういつもの顔に戻っていた。