それからとういうものの同じクラスじゃないから廊下ですれ違うくらい。




おはよーって一言話すくらい。





だけど帰りは電車の降りる駅が同じだからほぼ毎日一緒に帰ってる。










「いやー、今日さ数学の問題当てられちゃってさー、数学苦手だしその問題応用問題でわかんなかったし最悪だったんだよー」








『えええ、倉内数学嫌いなんだなー。馬鹿だなー』










「はーーーー⁈仕方ないでしょー!あたしも好きで馬鹿じゃないしー、そうゆう永山君は頭いいのーーー??」














「んー、中の上くらい?笑。あー、あと永山「君」禁止なー。」









「あー、ついつい慣れてなくてごめんごめん笑永山永山なーがーやーまー」










「そんな言わんでいいわ!笑」








「あははは」










帰るまでの時間が自分にとってはどこか特別になっていた。