次の日、球技大会当日。
楽しみでちょっと早く起きたので一本早い電車に乗った。
霞駅を降りて学校に着くと靴箱に隆平がいた。
昨日梨於ちゃんの話きいたあとだからなんか気まずいな
いやいやっ、協力しないって言ったし!
それに、好きじゃないし!
『おはよーーー、なんで昨日先帰っちゃったんだよー』
「えええええ?そもそも約束してないし!ってか隆平も今日一本早く電車乗ったんだね!」
『そーだけどさー。あー、うん!朝お前の姿見えたからさ!』
上履きに履き替えて階段を上る。
あ、そうだ。隆平と家近いんだった。
「そ、そんなことよりさ!球技大会今日だよ!楽しみだね!!」
『だな!!!まー、優勝は1組がいただきますけど???』
「はーーー?いやいやいや、2組がもらいますぅーーーーー」
『じゃあ少なくともバスケは1位だなー』
「じゃあこっちは女子のサッカー1位とるからな〜」
そんなどうでもいい会話をしながら自分のクラスへ。
「誰かきてないかなー」
まだ来てない…
教室は静か。
いつもこの時間は人がいないのかな??
カバンをおいて曲を聴いてるとガラッと教室のドアを開ける音がした
『彩…?』
あたしの名前を呼んだのは仁美で
早めに来ていたあたしをみて驚いた表情をしている
「仁美じゃーん!おはよう!仁美いつもこの時間なの???」
『おはよー…え、まぁ今日はノート提出遅れたからそれやるために早く来たんだけど今日球技大会だよ??』
「あー。そーゆことか!え、球技大会だよ!わかってるさー」
『え、じゃあなんでこんな早いの???今日いつもより1時間遅くていいんだよ??』
「え、うそ!!!」
『え、まってまって爆笑。知らなかったのー???笑!まじか!!どんまいじゃん!』
「最悪ーーーー。仁美LINEで言ってよー」
『昨日先生言ってたじゃーん!今のうち少しだけ寝て体力温存しとけば???』
「んー、そのまま体だるくて重くなりそうだから起きてる!!!」
まさかの朝早すぎたパターンか…
あれ???だとしたら隆平も間違ってたってこと???
隆平のクラスに行って聞いてみると
『ん?俺は知ってたよー?』
と一言。
知ってて同じ時間に来たのかよ!
話し相手でもしてくれようとしてたのかな。
まぁ、そんなこと考えてないだろうけど考えてたらずるいなー
その優しさずるい。
