星空が見えるあの小屋で





迷子になっていた事も忘れ

目の前に広がる景色に

夢中になっていた。




「また迷ったらここ来いよ」


「ま、迷わないよお....」


「これからはここ俺と君の特等席。

だからいつでも来ていいからな」





そう言って男の子は

ニカっと笑った。



私が初めて恋をした瞬間だった。





「ねえこっち向いて」


「え?何?」






その男の子は私にキスをした。




でも私はその行為に意味がある

なんてまだ知らずただ笑っていた。




その男の子はどんな表情をしてたのか

もうすっかり忘れてしまった。