迷子になっていた事も忘れ 目の前に広がる景色に 夢中になっていた。 「また迷ったらここ来いよ」 「ま、迷わないよお....」 「これからはここ俺と君の特等席。 だからいつでも来ていいからな」 そう言って男の子は ニカっと笑った。 私が初めて恋をした瞬間だった。 「ねえこっち向いて」 「え?何?」 その男の子は私にキスをした。 でも私はその行為に意味がある なんてまだ知らずただ笑っていた。 その男の子はどんな表情をしてたのか もうすっかり忘れてしまった。