で、でも友達だし

隠し事したくないし........っ



「な、なんか昨日電話来て

星みようって言われて........」


「え、2人で!?どこで!?」


「学校に忍び込んだ........」



ええ!!と瑠璃は大声で叫ぶ。

その声を急いで止める。



「え、それでどうしたの!?」


「それで星見て、2つ目って言われて

............キス、された」




瑠璃は何も言わず

呆然と私を見つめた。


しばらく瑠璃はうつむき

何も話す事がなかった。



........言わない方がよかったかな........っ



どうしよう、瑠璃ごめんね....っ





「........んのやろ........っ」



!!!???



「ご、ごめんね!!

本当に、ごめんねっ....!」


「あっ、違う!!

早苗にじゃないから大丈夫だよ

早苗の事嫌いになる訳ないじゃん!」




にこっと笑う瑠璃。

ほっとして、瑠璃に抱きつく。



もー、と言いながら瑠璃は

私の頭をいつものようになでる。




よかった........怒ってなかった........



ってあれ?じゃあ瑠璃は

誰に怒ってたの............?