い、ま........何が起こって........?


命令って言われて、それで........





すぐさま翔を押し、口を抑える。

翔は私を見つめる。





「なに、して............っ」


「............わりい

なんか止まんなかった............」




翔は後悔しているのか

なんなのか分からないけど

しゃがみこんで頭を抱えた。



私はまだ整理できず静かに

立っていた。





「えっと翔、大丈夫?」


「............はあ........お前って

本当に鈍いのかバカなのか............」


「バカ!?」




キラキラした星空は

わたし達を照らしていた。





「............今のキスは

俺の気持ちだから。」


「............気持ち........?」


「だーかーらー!!」





どん、と屋上の建物に

押される。



瑠璃がしてほしいって

叫んでた壁ドンってやつ!?