空から入る風が髪の毛を揺らす。
音は何もしなくて
とても静かだった。
そんな時だった。
「わっ!!!!」
「きゃぁぁぁぁああああ!!??」
いきなり前に現れた
同い年くらいの男の子。
心臓が飛び出そうだった。
「だ、だ、誰っ............!?」
「誰って、君が森で歩いてるから
助けに来てあげたんだけど。」
「た、助けに!?」
その男の子はフフン、と笑い
私の隣に座った。
「俺、よくこの森に遊びに来ててさ
夜とかも普通に来るんだ。
んでたまたま泣いてる君がいて。」
「よかったあ........
怖かったよお............っ」

