次の日、学校に着くと ハルが女子に囲まれている。 ハルは大勢でいるのがヤダとかいって あまり騒いでいるのを見かけない。 不思議に思ってしばらく様子を見ていた。 するとハルはこちらに気づいたようで声をかけてきた。 [トモー!おはよー!] 「どしたの?」 《あなたが友坂さん?》 声をかけてきたのは隣のクラスの女子たちだった。