それからの事は何も覚えていない。 最後に晃に何て言ったのか。 アパートはどうしたのか。 どうやって帰ったのか。 仕事には行っていた。 だけど、誰と話したか。 何をしたのか。 思い出す事が出来ない。 思い出すのは晃のまっすぐで輝く瞳。晃の涙。晃の指。 晃だけだった。