うサぎさン。


「や、やっぱり、おかしいかな…」

「ううん、全然!…でもどうして急に?」

「ふ、ふふ…笑わないでくれる?」

「笑わないよ」

春がバスケに入りたかった理由。
それは私だったらしい。

小学生の時、バスケに行く私の姿がとてもいきいきしてて、バスケしてるところもかっこよくて、憧れていた、ということだった。

正直すごく嬉しかった。
だからその話を聞いたあと泣きそうにまでなってしまった。