適当魔法少女・りおん!!


「あーーっ、二人のその目っ――あぁ、そうです、そうですよっ――わたしが一番キャラが立ってないってのは、わかってますよぉーーだっ――」


二人の想いを誤読し、自虐モードに突入するりおん――。


「地味で普通の女の子が突然、魔法少女になって悪と戦う――何故かとんでもない力を内に秘め、バッタバッタと敵を討つ――」


「定番キャラの仲間達と出逢い、悪に立ち向かう――そして明らかになる驚愕の事実――」


「苦悩し、喧嘩し、鬱展開――けどやっぱり自分を仲間を信じ、再び悪と対峙し、盛り上がったところで――私達の戦いは、ここから始まる――」


「みたいな、続編を暗示させる描写で二期を、続巻を妖しく誘う――」


「うんうんっ、そうですよっ――冴えないメガネっ娘のありきたりなストーリーで、それをネタで強引にくるんだパチもんの魔法少女ですよっ――」


「所詮は、どっかにひっそりと暮らしているダメ人間の身勝手な脳内妄想が生み出した陳腐なお話ですっ、はい――」


「でもさ、ダメ人間なりに色々、考えてるんだよ――クズ虫人間と蔑まれ、地べたを這いずり、泥水を啜っても、きっと明日はいい日になるって信じてさ――」