蒼い地球――。


青い海、緑の大地、白い雲――。


儚くも美しい景色の遥か上空の宇宙空間で、戦いに敗れた魔法少女達が、切なく漂う――。




アンテロッティが――


ローグが――


コステリッツが――




そして、現役最強にして、プラチナスターに最も近いとされる、リンスロットを要した欧州カルテットでさえ、迫り来るスーパーダークエネルギーの前では、その攻撃も、幼い少女達の「ままごと」に過ぎなかった――。



一人でも、プラチナスターの魔法少女がいれば、状況も少しは変わっていたのかもしれない――。


だが、「現役」の中にその称号を持つ者はいない――。


現状、プラチナスターの魔法少女達は、「予備役」待遇の中にしか存在せず、「黒い」人間達の策略により拘束、幽閉された――。



口裏を合わせた様に迫る、スーパーダークエネルギー――。






「何――――これ――」


りおんが、絶望的に言葉をこぼす――。


「アンテ、ローグ、コステ――」


傷ついた彼女達を「回収」し、おでこを、頬を、唇を労いながら、りおんの感覚は鋭敏さを増す――。