「まぁ、下品な振る舞いです事――」
「下品っ上等だぁっ――ティータイムだとか言って、スコーンだかパコーンだか、パサついた菓子食って、こちら、王室御用達のティーカップセットで御座いますの――オホホホホッなんて、苦い紅茶を自己満で飲んでばっかだから、融通の利かないヘタレお嬢様になるっつうのぉーーーっ――」
舌を出し、白目を剥いてキャサリンは、リンスロットを激しく挑発した――。
「キィーーーッ――」
奥歯を噛み、「奇声」で苛立ちと悔しさを表現するリンスロット――。
互いの「ノーガード」の打ち合いに、「もっとやれ」と煽るクラスメイト――。
「あ、あのうひばり様――そもそもどういう理由で言い合いに――」
自分の席で、二人の「やり取り」とギャラリーを、俯瞰する様に眺めていたりおんは、「また、始まりましたか――」と涼しい視線で語る隣のひばりに聞く――。
「今日は、定番の目玉焼きには何をかけるかというテーマで始まったのだけれど――」
「はぁ――」
そんな事で、と戸惑うりおん――。
しかし、二人の言い争いは今日に始まった事ではない――。



