適当魔法少女・りおん!!


「まぁ、下品な振る舞いです事――」


「下品っ上等だぁっ――ティータイムだとか言って、スコーンだかパコーンだか、パサついた菓子食って、こちら、王室御用達のティーカップセットで御座いますの――オホホホホッなんて、苦い紅茶を自己満で飲んでばっかだから、融通の利かないヘタレお嬢様になるっつうのぉーーーっ――」


舌を出し、白目を剥いてキャサリンは、リンスロットを激しく挑発した――。


「キィーーーッ――」


奥歯を噛み、「奇声」で苛立ちと悔しさを表現するリンスロット――。


互いの「ノーガード」の打ち合いに、「もっとやれ」と煽るクラスメイト――。




「あ、あのうひばり様――そもそもどういう理由で言い合いに――」


自分の席で、二人の「やり取り」とギャラリーを、俯瞰する様に眺めていたりおんは、「また、始まりましたか――」と涼しい視線で語る隣のひばりに聞く――。



「今日は、定番の目玉焼きには何をかけるかというテーマで始まったのだけれど――」


「はぁ――」


そんな事で、と戸惑うりおん――。


しかし、二人の言い争いは今日に始まった事ではない――。