棲まわせる――。
魔法元老院達の「躰」ならば、その如何わしい存在も少しは「崇高」な団体であったのかもしれない――。
だが、いつの時代も「先進技術」の負の犠牲者は、小さくか弱い者達――。
幾多の「恩恵」を授かった「先人達」は、更なる発展を目論み、実行する――。
人間と角砂糖の「融合」――――。
即ち――「人体実験」――。
人間は「それ」を試さずにはいられない――。
人間の最も「人間らしい」思考と行為――。
いつ、何処で行われたのか――――詳細な記述は魔法元老院から魔法評議院へと受け継がれ、魔法監理局の公開申請を拒否し、未だ非公開である――。
この背徳性と恍惚感が練り合わされる事象の対象者は、無垢な少女達――。
様々な人種、国の少女らが「集められ」実験は行われた――。
被験者千人に、ひとつづつの角砂糖を――。
何とも「贅沢」な角砂糖の使い方――。
日が進むにつれ、千人が半数に――更に数百人、数十人と脱落、選別されてゆく少女達――。
脱落――――それは「死」と同義である――。
脱落した少女達の怨み、希望を継ぎ、角砂糖に存在を許された少女だけが生き残る――。
その数――三人――――。
原始魔法少女の誕生である――――。



