比率からすれば、ドル建て支給が6割、ユーロ、円建てが2割づつとなっており、ひばりもりおんも円建てを選択している――。
最も、りおんの場合はステッキさんが勝手に円建てを選択してしまっているが――。
故に、新興国、途上国出身の魔法少女達からすれば、月額4千ドルの「魅力」は、自ずと先進国出身の魔法少女達とは意味合いと価値が異なる――。
「まぁ、ざっとこんな感じだ――」
「ふーん、なるほどねぇ――意外と一般社会と変わらないんだね――」
「ある意味、命懸けなのだから当然と言えば当然の制度だ――それでも額が少ないと訴える魔法少女やポーターも少なからずいるがな――」
「その辺は、3年毎の交渉次第って事――」
「そうだ――これでも前回の交渉で微増にはなっている――」
「まっ、わたしはその交渉に関わる事はないと思うから、お任せって感じで――――んでステッキさん、マリカ先輩の件だけど――」
「どうした、りおん――問題でもあるのか――」
「いやぁ問題ってステッキさん、色々とあるでしょう――」
「何の事やら、さっぱりわからんな――」
「ほほぅ、あくまでもしらを切るつもりだね――」



