「そ、そう言って頂けると、えええぇ――」
丁寧な語り口を続けようとしたりおんは、尋常でない音量のユーロビートの着信音に驚きの声と表情をマリカに晒す――。
「おっと失礼ぃ――」
マリカが制服のポケットから、ジュリアナに勝るとも劣らないラインストーンハイパー盛りのスマートフォンを取り出す――。
「もっしぃ、リサ超ひさでおっつぅ、チョリーンす――」
「えっ、マジで――それってシリアスデンジャーゾーンしょっ、マジヤバっしょっ――」
「クールダウンだよっ、リサっ、これからマリカも行くから、いつもの場所でステイって感じっしょ――うん、うんわかったよ、んじゃ後でねぇ、チョリチョリチョリーーンす――」
「マリカ、エマージェンシー入ったからぁもう行くねぇ――あっ、リサってマリカのソウルメイトだからぁ、マジ互いにリスペクトって感じっしょっ――」
「カレシとトラブったみたいだからぁ、マリカもリサのヘルプに入るって感じぃ――んで、どうにもならなくなったらカレシに魔法ブッコめばいいんじゃねぇみたいな――ってな事でマリカもうフェードアウトするからぁ、りおんちゃんも皆も、んじゃぁねぇーって感じでバイナラーラナイバーって感じでゲベロッチョおっつぅーー――」



