可憐な魔法少女の概念を覆す、長い砲身のスタイリッシュなライフル型に変化したステッキ美人さん――。
ひばりおんの身長の2倍に成長したステッキ美人さんを構え、自動的にせり出したスコープで、尚も突進しながらダークエネルギーを伏せ狙う――。
「照準はひばりに任せるね――」
「わかったわ、りおん――」
ダークエネルギーも、レーザー乱射を止め、最後の攻撃に集中する――。
「エネルギー充填120パーセント――いつでもいいぞ――」
「ダークエネルギーの中心核にロックオン――りおん――」
ステッキ美人さん、ひばり、魔法少女達の想いがりおんに託された――。
ひばりおんの筈だが、りおんの無意識的「成分」がそこだけ上回った為に、ライフルの構えが逆になり、想いを託されたトリガーを引く指先も、左手の人差し指に集約される――。
「ズッキューーーンといくよっ――」
一瞬呼吸を停止し、叫ぶ――。
「スーパーウルトラハイパーミラクルロマンチックにローエングリンアンドタンホイザー発射ゃーーーっ――」
「何か最後の方、つけ足したよねぇ――」
叫び、トリガーを引いたひばりおんにツッコミを入れたと同時に、膨張したエネルギーが砲身から光り輝き、放たれる――。



