適当魔法少女・りおん!!


「ギャラクティカマグナム――」


まるで異次元にまで通じる切れ味鋭いひばりおんの叫びと攻撃は、容易くシールドを「破る」――。


人ひとり程の裂け目を通り、本体を目指すひばりおん――裂け目は意思を持ったかの様に左右に走り「出逢い」その効力を失い、消失した――。


「ステッキ美人さん、薙刀モード解除、ローエングリン発射モードシークエンス――」


「ええっ、そんなモードあったかな――」


「あるよ、きっと――それと、ゴットフリート、バリアント、スレッジハマー、トリスタン、イゾルデ、パルジファル、タンホイザー発射用意――」


「いやいや、ひばりおんさん、武装がてんこ盛りでしかも偏り過ぎてるよ――個人的には、アークエンジェルとドミニオンの切なくも互いに譲れない女の闘いがツボだがな――」


ひばりおん――おそらくはりおん主導の武装ネタに、ステッキさんが慌てながらもちゃっかり自身の好みを上乗せする――。


ひばりは、眼を星形に光らせ悶え、月下美人は「またか」と訝しむ――。


「さっきから彼女達は何を言ってますの――」


「きっとジャパニメーションとやらのネタだろ――」


投げやり気味なリンスロットの疑問に、両手を広げアンテロッティが「推測」を述べる――。