月下美人に「密着」したステッキさんが、ひそひそと耳打ちすると彼女の全身は硬直し、寒色系の色に変化してゆく――。
「それは、本当か――」
「そうだ――だから無駄な抵抗はよせ――」
「はぁ、しゃーねぇなぁ――」
「わかったよ鏡花――合体します、すればいいんだろ――」
「はい、そうですね月下美人さん――物わかりが良くて、監理局も私も助かります――」
やや「わざとらしい」声色と笑顔で鏡花が、他の魔法少女とポーター達をも包み込む「圧力」をかける――。
あの月下美人を説き伏せた――。
鏡花とは何者なのか――単なる監理局の「お遣い」ではないとは薄々は勘づいていた魔法少女、ポーター達は、知られざる鏡花の一面を想像し、辿り着いた各々の結論に「震えた」――。
「ひばり、鏡花先生って――先生だよね――」
ふわふわな疑問を投げかけるりおん――。
「うふふ、ただの先生ではないのかもよ、りおん――」
鏡花の素性を知ってか知らずか、煙に巻くひばり――。
「んじゃ、今回だけだからなっ――変なとこ触ったらセクハラで訴えてやるからな――」
「心配せずとも、触んないよ――紳士だからね――」



