適当魔法少女・りおん!!


『あぅーーっ』


またも全員のやるせない声――。


ダークエネルギーでさえ、煌めきが霞む月下美人とステッキさんの「討論」――。


「あーもうやってらんねぇ、自閉モードシークエンス開始ぃ――」


「月下さん、そんなにすねないで――」


「ひばりには悪いが、最低限の機能を残して内に籠るから――」


「はぁ、困りましたわねぇ――」


月下美人の固い決意に、ひばりも手をあぐねる――。


「月下美人さん、わがままも程々にして下さい――でないと、私にも考えがありますよ――」


鏡花が緩やかに「脅す」――。


「な、何言ってるんだ鏡花――」


「――――」


「ポーターが自閉モードに入ったら、誰も手がつけられないんだからな――」


鏡花に抵抗する月下美人だが、何処か勢いが削がれた口ぶり――。


「そうですか――なら私も奥の手を使うしかなさそうですね――」


「奥の手ぇ――やれるもんならやってみなっ――」


「鏡花を甘く見ない方がいいぞ――彼女がまだ笑っている内に素直に従う事を勧めるがな――」


ステッキさんが月下美人に進言する――。


「ちょっと耳を貸せ――」