『あぅーーっ』
またも全員のやるせない声――。
ダークエネルギーでさえ、煌めきが霞む月下美人とステッキさんの「討論」――。
「あーもうやってらんねぇ、自閉モードシークエンス開始ぃ――」
「月下さん、そんなにすねないで――」
「ひばりには悪いが、最低限の機能を残して内に籠るから――」
「はぁ、困りましたわねぇ――」
月下美人の固い決意に、ひばりも手をあぐねる――。
「月下美人さん、わがままも程々にして下さい――でないと、私にも考えがありますよ――」
鏡花が緩やかに「脅す」――。
「な、何言ってるんだ鏡花――」
「――――」
「ポーターが自閉モードに入ったら、誰も手がつけられないんだからな――」
鏡花に抵抗する月下美人だが、何処か勢いが削がれた口ぶり――。
「そうですか――なら私も奥の手を使うしかなさそうですね――」
「奥の手ぇ――やれるもんならやってみなっ――」
「鏡花を甘く見ない方がいいぞ――彼女がまだ笑っている内に素直に従う事を勧めるがな――」
ステッキさんが月下美人に進言する――。
「ちょっと耳を貸せ――」



