適当魔法少女・りおん!!


「攻撃を吸収――跳ね返すという事ですか――」


「こまっしゃくれさんめ、ヘマしやがって――」


エリザベスのやるせない分析に、キャサリンのからかい声が上乗せされる――。


「――――」


からかいを無視する、リンスロットの無言な態度――。


「こちらの攻撃に比例して、反撃の度合いも変化するみたいですね――つまり、ゴールドスタークラスの攻撃が事実上、封じられたという事です――」


「――――」


「これが、リンスロットさんの攻撃で監理局が解析した結論です――とりあえずは――」


続けざまの鏡花の虚しい回答――。


そんな「人間達」を嘲笑う様に、ゆっくりと回転しながら地球へと近づくダークエネルギー――。


「防壁シールド――皆、くい止めて――」


エリザベスの指示で防壁シールドを展開する魔法少女達――僅かな時間、ダークエネルギーの侵攻が弱まる――。


弱まるものの、じりじりと彼女達は地球へと「戻される」――。


「うっ、これはなかなか――」


シールド系現役最強のコステリッツが、顔色を曇らせ、呟く――。


「ひ、ひばり、何とかならないのかなぁ――」


りおんが、事の重大さとは裏腹な「軽口」を叩く――。