「あぁ、合体しちゃった――」
「合体だけならいいんだけど――」
りおんの「緩い」感想と正反対に、募るひばりの不安――。
「誰か、試しに攻撃を仕掛ける人はいませんか――」
エリザベスの提案に、押し黙り、核に見惚れている「フリ」を貫く魔法少女達――。
「誰もいらっしゃらないなら、わたくしが攻撃致しますわ――」
リンスロットが早くも到着し、後ろにシフォン、アンテロッティ、ローグ、コステリッツが控える――。
「あら、誰も攻撃しませんの――」
とある方向を見つめ、呆れ気味に声を放つリンスロット――。
「ではリンスロットさん、お願いします――」
「わかりました――」
エリザベスが言い、リンスロットが応じた時には、表組の魔法少女達も裏組に到着していた――。
「ではシルフィ、とりあえずフロージョン弾を試してみますか――出力調整は、任せますわ――」
構え、リンスロットはフロージョン弾を放つ――。
程々な威力のフロージョン弾は、爆発を起こす事もなく内部に吸い込まれてゆく――。
拍子抜けしたリンスロット達を弄ぶかの様に反射を「体内」で繰り返し、やがて核に取り込まれ、しばしの静寂――。



