「それって、わたしのデフォルト設定だよね――」
「んんっ、まぁ、そう気にするな――なまじ能力があるが故に、悩み苦しむ事もある――」
「そんなもんですかねぇ――」
「そうだ――」
悩ましいステッキさんの「言い訳」にりおんは渋々納得し、悶とした気持ちを抑えた――。
「ひばりさんとりおんさんは、そこで警戒して下さい――私達は衛星型を壊滅します――」
二人を残し、エリザベスと他の魔法少女達は衛星型に立ち向かう――。
「ひばり、大丈夫――」
「えぇ――きっと今回も当たらないと思う――」
裏腹な心と唇の動き――。
裏付ける、懐疑なひばりの表情――。
「やっと、終わりましたわね――」
リンスロットの攻撃が、核を真っ二つに切り裂き、内部から夥しい光のシャワーが噴出する――。
その目映く「女心」を擽る煌めきの粉雪に見惚れる表組の魔法少女達――。
衛星型の典型的な終焉模様――。
「ふふっ――」
煌めきの中、リンスロットの誇りはより昇華する――。
「ふふっ――」
誰かが笑った――。
リンスロットではない誰かが――。



