彼女の防御シールドは、レーザーを弾き飛ばし、誇らしげに衛星型を蔑む――。
『ふっ――』
リンスロット、アンテロッティ、ローグが口元を緩め、欧州カルテットの「格」を上乗せする――。
コステリッツの防御シールドの模様は、伝統的であり、先鋭的であり、芸術的――。
尊厳を否定された衛星型の内部から、人型、キューブタイプが呻き出ようと、その姿を顕す――。
「厄介な事になる前に、片付けますよ――」
シフォンが相棒の先端を、衛星型の中心部に向ける――。
放射状に取り囲んだ欧州カルテットや他の魔法少女達も、シフォンの動作に従う――。
「エクステンディット―エナジーフロージョン最大出力――」
先端が薄オレンジ色に発光、膨らむシフォンのポーター――。
リンスロットのシルフィ、コステリッツのプリミッツ、他の何人かの魔法少女のポーター達の先端も同様に発光し膨らみ始める――。
アンテロッティはその矢が、ローグは銃口が輝きを放つ――。
残る魔法少女達も、自身の個性と各々のポーターの特性に応じた攻撃態勢に入る――。
衛星型が、低く呻く――。



