適当魔法少女・りおん!!


「では、私達も後れ馳せながら、衛星型に取りかかりますか――」


エリザベスが、フロージョン弾を放った残光の煌めきに声を燻らせた――。


「はいよっ、エリザベス姉さん――ひばりもりおんも、行くよっ――」


人型、キューブ、ウェーブタイプを蹴散らした魔法少女達が、エリザベスに続く中、ハンセンを「遊び」ながらキャサリンは、ひばりとりおんを「けしかける」――。


「ひばり、わたし達も――」


りおんが、キャサリンに応えるも、何やら真理を探求する瞳で表組の方向を見つめ、動かないひばり――。


「ひばり、どうしたの――」


「あっ、えぇ、そうねりおん――」


「もうキャサリン達があんなトコまで行っちゃったよ――急ぐよっ――」


まどろしいひばりの腕をやや強引気味に掴み、キャサリン達を追うりおん――。




「ひばり、もしかして――」


「ええ、私の思い過ごしだといいのだけれど――」


りおんに引っ張られながら、月下美人の問いかけに尚も表組の方向に視線を流し、ひばりはりおんに聞こえない声で自身の懸念を否定した――。




衛星型のみ残された表組の戦いは、佳境を迎える――。