「優愛ちゃん。大好きだよ!」




パチパチ、パチパチ

瞬きを何回かして、目を覚ます。

また、会えたなイケメン王子様。名前、呼ばれたー!♡

初めまして!高校2年生!神崎優愛です!

私は昔から夢でイケメンの王子様とかがでてくるのです。ま、これはこれで幸せなんですけどね!!



制服を着て、髪を整え朝ごはんを食べていつも通り、朝を過ごす。

「いってきまーす。」

学校は家から徒歩10分のところにある。意外と近いんだよね!笑笑

そして、いつも通りこの子と登校。

「おはよーっ!!」

この子は私の幼さ馴染みで佐々木楓。天使並みに可愛いです。はい。

「あのさ、優愛!今日の放課後に最近できた執事喫茶に行ってみない??」

そんな、うるうるした目で見られたら即OKだよ....





ー放課後ー
「優愛!行こう!」

人生初の執事喫茶。

ドアをあけたその先にはイケメンがたくさん♡♡♡

実は私。結構、イケメン好き!笑笑 イケメン最高ですね。

「いらっしゃいませ!お嬢様!」

お、お嬢様....///ん?てか、

「あーーーーーーーーーーーっ!!」

私が大きな声をだしたから注目をあびてしまった。

「どうしたの??」

「う、ううん。なんでもな、ないよっ....!」

いや、なんでもないじゃない。問題ありあり。

だって、執事喫茶にいるイケメンのほとんどがさ私の夢の中にてでくる王子様なんだもんっ。どういうことーっ!?

「ほんとにー??ま、いいけどさ!とりあえず座ろっ!」

「う、うん!」

こういうとこ初めてだから緊張する。それに男の子とあんま喋らないから慣れてない。私。

「こんにちわ。お嬢様。こちらの喫茶では好きな男性のタイプを選びそのタイプの執事と話すシステムになっております。このメニューからお選びください。」

〜メニュー〜
・俺様
・ツンデレ
・クール
・チャラい
・可愛い
・エロい
・元気
・天然

うわっ。いっぱいあるなー。どうしよ....

「あのっ!オススメっていうか初めての人とかはどれがいいですか??」

もう、わかんないから聞く方が早いよ。

「はい。初めての方は可愛い子が元気で話しやすいと思いますよっ!」

このお兄さん、笑顔が素敵だなー。あ、そうだ。選ぶの苦手だし。いいや。

「じゃあ、それで!」

「かしこまりました!!ではこちらの部屋へどーぞっ!」

楓はもう、一直線に俺様を選んで先に個室入ってたし。楓は男らしい子が好きだもんな。それに比べて私は可愛い子が好きだからよかったかも♪

案内されて個室に入った。そこには、な、な、な、なんとーっ!!夢の中にでてきた可愛い子!!

「ご指名ありがとうございますっ!お嬢様っ!!僕の名前は名木奏!!いつもそうちゃんって呼ばれてるからそうちゃんって読んで欲しいな♪」

可愛いすぎる。なんなのこの子。入った瞬間、死亡したよ。♡

「そうちゃんっ!よろしくね!…///」

「君の名前はなんて言うのー?歳はー?」

質問攻めだ。でも可愛いからなんでも答えちゃうっ♡

「あ、私は神崎優愛!歳は高校2年生だよっ!そうちゃんは??」

「お!同じダーっ!!よろしくね優愛ちゃん(*^^*)」

こんな、可愛い子が私と同じ歳なんて。見えない。そうちゃん、可愛いすぎだ。やばいなー。ここの喫茶ハマりそう。

「優愛ちゃん!ここ、アドレス交換とか自由だからLINE教えてもらっていい??」

私なんかがこんな、可愛い子にLINEを教えてもらっていいのか!?

「う、うん!いいよ!じゃあ、ID教えるね!」

そして、そうちゃんとLINEで会話したりして今度休みの日に遊ぶ約束もした。

そうちゃんはすごく可愛くて女の子みたいですごい話しやすかった。





―休日―
待ち合わせの場所に行ったら、そうちゃんがいた。

「そ、そうちゃーん!!!!!!待ったー??」

そうちゃんはとてもオシャレでいつもの可愛いそうちゃんではなく今日のそうちゃんは大人っぽかった。

「全然、待ってないよー!俺も今来たところ!優愛ちゃんの私服、すごい可愛いね!!!!!!♡」

「か、可愛くないよ!!!!!!....///そうちゃんはなんか大人っぽいね!かっこいい!」

「ほんとー!?嬉しい!俺さ、よく可愛いって言われるからさすごい嬉しいよ!」