「……に、しても」
「ん?」
蒼君が、ペンを置き喋りかけたので、筆談終了ということかと思い、私も手に持っていたペンをカバンの中に閉まった。……さりげなく、蒼君との会話が記載された紙切れも一緒に、そっとカバンに入れた。
「真歩、オメェ。可愛い字書くじゃねェの。字、な。字。大事な事なんで2回言いました。字だからな、字」
「に、2回以上言ってるじゃないか……!」
そんなに強調しなくとも!
「わかってるよ、もー。……私、綺麗で大人っぽい字書けないのがコンプレックスというかなんというか」
「あれ、俺、ガキっぽい字なんざ一言も言ってねェのに。なんでわかったんだろう、言おうとして止めた事。字は練習すりゃいくらでも綺麗になるぜ。と言っても、俺も人の事言えた口じゃ無いけどな」
ちょっと待って、言おうとして止めたのかよ。
「だって自分で自覚してるし……」
美文字トレーニングでもしたいもんだわ、と冗談半分で零した。
「でもね、字って性格表れるっての私、信じてるんだ。可愛い字って思ってくれたってことは、私はー、私はー……!」
チラチラ相手の事を見ながら、期待に満ちた眼差しを向けてみた。
「うんうん、字に表れてるな、小学生だって。あーらら、おめー小学生だったのか」
「もー……。あ、ねぇねぇ。蒼君の本気の字、いつか見せてよ」
ちなみに先ほどまでの字は、急いで書いていた部分があるから『本気』の字ではないと思う。
「俺の字?真歩、余計に凹むぜ、俺の本気の美文字見たら」
「……蒼君、達筆そうだなぁって。それこそ、性格表れててすごく綺麗な字なんだろうなぁ」
「やべ。期待させすぎたか……?ま、また機会があれば、書くかな。多分無いだろうけど」
「機会があれば?」
「おー、去年のクリスマスだっけ。クリスマスカードを書いたことがある」
……!
思い出してしまった。
あやかさん……。
「ん?」
蒼君が、ペンを置き喋りかけたので、筆談終了ということかと思い、私も手に持っていたペンをカバンの中に閉まった。……さりげなく、蒼君との会話が記載された紙切れも一緒に、そっとカバンに入れた。
「真歩、オメェ。可愛い字書くじゃねェの。字、な。字。大事な事なんで2回言いました。字だからな、字」
「に、2回以上言ってるじゃないか……!」
そんなに強調しなくとも!
「わかってるよ、もー。……私、綺麗で大人っぽい字書けないのがコンプレックスというかなんというか」
「あれ、俺、ガキっぽい字なんざ一言も言ってねェのに。なんでわかったんだろう、言おうとして止めた事。字は練習すりゃいくらでも綺麗になるぜ。と言っても、俺も人の事言えた口じゃ無いけどな」
ちょっと待って、言おうとして止めたのかよ。
「だって自分で自覚してるし……」
美文字トレーニングでもしたいもんだわ、と冗談半分で零した。
「でもね、字って性格表れるっての私、信じてるんだ。可愛い字って思ってくれたってことは、私はー、私はー……!」
チラチラ相手の事を見ながら、期待に満ちた眼差しを向けてみた。
「うんうん、字に表れてるな、小学生だって。あーらら、おめー小学生だったのか」
「もー……。あ、ねぇねぇ。蒼君の本気の字、いつか見せてよ」
ちなみに先ほどまでの字は、急いで書いていた部分があるから『本気』の字ではないと思う。
「俺の字?真歩、余計に凹むぜ、俺の本気の美文字見たら」
「……蒼君、達筆そうだなぁって。それこそ、性格表れててすごく綺麗な字なんだろうなぁ」
「やべ。期待させすぎたか……?ま、また機会があれば、書くかな。多分無いだろうけど」
「機会があれば?」
「おー、去年のクリスマスだっけ。クリスマスカードを書いたことがある」
……!
思い出してしまった。
あやかさん……。
